ACTION5
多様化する教育ニーズへの対応
多彩な専門分野の更なる充実
―新学部の設置へ―
本学は、10学部・24学科・12研究科を擁し、社会の教育需要に応えてきました。多様化する教育ニーズに今後も対応していくために、現代日本の大きな課題である「地域社会の活性化」をテーマとしたコミュニティ人間科学部を新設予定です。
新設学部では、特に、地域社会・子ども・女性の活動に注目しながら、自律的に活動することができる人材、人々の自律的な活動を支援できる人材を養成します。
社会人のためのリカレント教育プログラムの開発
社会における大学の役割も大きく変化しています。誰もが生涯学び続け、夢と志の実現のために何度でも挑戦できる社会を目指し、本学も学び直しの場を様々な形で提供しています。
公開講座、社会人入学選抜、科目等履修生制度、履修証明制度や文部科学省認定の「職業実践力育成プログラム」そして各専門職大学院などを通して、多くの社会人が本学で学んでいます。
■文部科学省「職業実践力育成プログラム」(BP)認定プログラム
平成27年度:社会情報学部 ワークショップデザイナー育成プログラム
平成28年度:総合文化政策学研究科 文化創造マネジメント専攻修士課程
受講者インタビュー
竹丸 草子
主婦／NPO 法人芸術家と子どもたちコーディネーター
社会情報学部ワークショップデザイナー育成プログラム受講
講座を受けるために、久しぶりに電車に乗って都心に行き、生活が変わりました。新しい扉を開いた感じです。主婦って毎日忙しくって、あっという間に1日が終わっちゃうんです。そして関わる人たちが全員ママさんだったりします。なので、自分の時間を持ち、講座で違う世界の人と一緒に何かすることは貴重な経験でした。
子どもがいつか巣立っていった時、子育て以外に何もない自分でいるのはいやだなと思っているので、この講座を通して自分が興味を持ってやりたいことが、今から発見できて嬉しいです。
青山アカデメイアの開設
2018年度からは、本学独自の本格的社会人教育プログラムとして、卒業のない大学「青山アカデメイア」を開設します。実践的な語学講座や地域政策人材開発講座等を手始めに、専門性の向上を目指す現役層から、経験に知識の磨きをかけるシニア層まで、幅広い層の学びのニーズを満たす講座を展開していきます。
2019年度以降は、東京外国語大学との連携講座をはじめ、変化する時代の潮流に対応する幅広い学びが可能なプログラムを展開します。
2018年度青山アカデメイア開講科目
- コミュニカティブ イングリッシュ
- The Wall Street Journal®で学ぶビジネス英語
- 地方自治戦略的政策形成
- 通訳者をめざす人のための上級フランス語
(APEF※との共催) - フランス語通訳者養成コース(基礎科・本科)
(APEF※との共催) - フランス語翻訳コース(基礎科・本科)
(APEF※との共催)
※APEF= 公益財団法人フランス語教育振興協会
高度専門プログラムの開発
本学には多くの専門プログラムがあります。例えば、経営学研究科には、世界各国の税関などで指導的な役割を果たすことが期待される将来のリーダーのための修士課程コース「戦略経営・知的財産権プログラム」があります。これは、世界税関機構のスポンサーシップのもとで提供する、国際的な修士課程コースです。
専門的な教育を受けた人材のニーズの高まりに応え、高度専門プログラムの更なる充実に取り組みます。
卒業生VOICE
Chipiliro Masanjala
Manager, Post Clearance Audit Section/Malawi Revenue Authority
Malawi,SMIPRP2014-2015
I went through an exceptional academic experience.
I was comprehensively immersed in strategic management, customs, intellectual property rights, economic, development strategy issues and research among others. The knowledge gained at the SMIPRP at AGU has helped me to develop a critical and procuring attitude that has assisted me to grow in my profession and positively contribute in my organization.
The arduous and all-embracing interactions with people from different cultural backgrounds, values and attitudes on campus, at different companies and government departments where we visited for education purposes in Japan equipped me with better interpersonal skills. The impact of such an experience has not only been reflected in my professional life but also my personal life. It has abetted me to reposition myself in my career and believe in my professional future.
